「ティウロン村の笑顔を守りたい」プロジェクト報視察報告2011


オイスカ マレーシア駐在員: 東海林 珠代



実施日: 2011年11月24日(木)13:00〜15:00
訪問先: Tiulon village, Sook in Keningau
対応者: ティウロン村 村長 Peter Ensoi氏
オイスカ側: 駐在員 東海林 珠代
CFPコーディネーター Mr. Marchelson Leonardus


◎ 井戸の現状
掘られた井戸は、村民によって日々活用されている。乾季には、電気モーターを使用し水を汲み上げているが、現在は雨季のため、モーターは使っていない。今のところ、特に問題は発生していない。今年の初めに電気が供給されたので、今あるモーターよりも更に強力なモーターを導入し、水を引き上げたいとのこと。

◎ 貯水タンクの現状
貯水タンクは、不具合もなく順調に各家庭に水を供給している。また、給水パイプに関しても、特に劣化や損傷はしておらず問題はない。

◎ 今後の支援リクエスト
ピーター氏に、今現在ティウロン村が直面している問題や支援が必要な箇所について聞き取りを行った。ピーター氏は暫く考えた後、以下の二点がリクエストとして挙がった。  いずれも、緊急性はないがもし可能であれば支援してほしいとのことである。

1) 井戸の水を引き上げるための、新たな電気モーターの導入
今年、電気が供給されたためより強力なモーターを使いたい
   
2)集会場の天井修繕
天井の板が剥がれ落ちている箇所があり、修繕をしたい



◎ オイスカ現場サイドからのご提案
 ティウロン村では、今年の初めに真新しい立派な電柱が立てられ、電気の供給が始まった。本プロジェクトにより、水供給もされ過去と比べ随分と村民の生活環境は改善されている。ピーター氏の支援リクエスト内容のとおり、今すぐにどうにかして欲しいといった要望はなかったことからも村への緊急支援は必要ないことがわかった。
 しかし、本プロジェクト名にティウロン村が入っているとおり、本活動の発起人であられる杉浦さんの村に対する強い思い入れが推測される。活動の主体はあくまでもティウロン村とし、今後も何らかの継続的な支援を希望されるのであれば、オイスカ現場サイドとして、以下のような支援内容をご提案したい。
   
1) ホームステイや文化交流をとおして村との友好関係を継続
2) 村における植林活動
3) 「子供の森」計画参加校の活動支援
4) 学校での「つみ木広場」の開催支援
5) 環境セミナーやエコキャンプなど環境教育プログラムの開催支援、等

 サバ州には、まだまだ山奥に位置する村々が多く存在する。そのような場所では、過去のティウロン村のように電気や水の供給が強く望まれている。

 植林活動、「子供の森」計画といった環境教育プログラムの提供、水供給などの生活改善等、支援内容は多義に渡るが、今後、どのような活動を軸にした支援を希望されているのかご提示いただければ、現場としてそれに見合った内容のプロジェクトをご提案させていただきたい。この報告内容が、少しでも今後の活動方針決定の役に立てれば幸いである。






 






















  

 
井戸の現状について説明をするピーター氏

 
井戸の水をくみ上げる電気モーター(現在雨季のため使用していない)

 
村民に日々活用されている貯水タンク 

 



集会場の外観

 

 
 剥がれ落ちている天井板 (メンテナンスは行き届いていない)

 


今年初めに電気が供給された。村に立つ電信柱 



 

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