ティウロン村ほか現地訪問報告2013 

(2013年末〜2014年始)



年末年始にいつもお世話になっているオイスカの森田さん夫婦と、我が家でマレーシア、ボルネオ島に行ってきました。
 
我が家には、四歳と一歳の娘がいますが、衛生面で心配もしながら、ティウロン村でホームステイをしました。
 
皆さんのご支援のお陰で、ティウロン村には貯水タンクも井戸も出来たのですが、水にはまだ困っているそうです。
 
入浴には、雨水を使うのですが、水はとても濁っていて臭かったです。以前、井戸の設置を支援しましたが、全部の家庭には
 
供給されていないようです。水圧が足りないようです。また、水質も十分ではない為、飲み水としては、仕えていないのが現状です。
 
ここ1年から2年位で、村に政府供給の水が来そうです。村の入り口まで、青い直径20cm位のパイプが来ています。そうなれば、政府提供の有料の水と
 
山の湧き水や家の屋根からの無料の水との併用になるとの事でした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               雨水に子ども達は、何も抵抗なく「冷たい!」と叫びながら、笑っていました。
 
日本で蛇口をひねれば、きれいな水、温かなお湯が出るという常識を、覆してくれたことは、本当に良かったと思っています。
 
トイレも、とても綺麗とは言えない。
 
そんな環境の中、子ども達は、柔軟に乗り越えていました。
 
経験しなければ、本当に不便さなんて感じられません。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
そして不便な生活を通して、日本の生活に戻ってきた時、この生活に感謝が出来ます。
 
ただ、不便なのは我慢出来ます。
 
不衛生さは、問題です。
 
安全な水を確保出来るように、お手伝いがしたいと思いました。
 
 

ティウロン村以外でも、まだまだ水に困っている村はたくさんあります。
 
子連れではとても行けない山奥に、そうした村がありました。
 
今回は、旦那にお願いし、森田さんと現地スタッフのマリトスさんが下見に行ってくれました。
 
水にも困っているそうですが、人が住めるのか?と驚く程、山奥だったそうです。
 
僅かなことしか出来なくてもいいからと始めたこの活動も七年が過ぎ、その頃に植えた苗木は立派に育っていました。
 
僅かなことも、着実に形になっていくものです。
 
ゆっくりゆっくりでも、少しずつでも続けていれば。
 
 
これからもゆっくりゆっくり、植林と共に安全な水が確保出来るように、お手伝いしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。







 






















  


 
 

 

 
 

 



 

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