<やさしい飲み水のために>
〜サンビリン村・水と木のプロジェクト募金〜



マレーシア・サバ州では日本も大きく関わり木をたくさん伐採してしまった為に、
森林が減少し、雨が降らなかったり、土砂崩れがあったりといろいろな問題があります。
特に、飲料水と洪水の問題は大きな問題です。

そうした問題を抱えたティウロン村に私はたくさんの恩を受け、恩返ししたいと始めたこの活動。
これまで、たくさんの方に応援していただきました。


皆様からの募金、書き損じハガキ、ペットボトルのキャップのお陰と、NGOオイスカの全面的な協力のお陰で、植林・飲料水のタンク設置、そして現地訪問ツアーまですることができました。

本当に感謝しています。ありがとうございました。

確かにティウロン村は住み良くなりました。

でも、だから手を放すんじゃなくて、繋がったままで、これからもつなぐ手を増やしていきたいんです。

貧困で苦しむ国・村は、たくさんあります。当初の感謝と恩返しの気持ちを大切に、自分に出来る場所、出来ることをしていきたいです。友人・家族を増やしていきたい。そんなシンプルな気持ちです。

皆様のお力で活動を続けられるなら、ティウロン村の人々にも継続して関わりながら、今後はその募金を、植林や、同じように不衛生な水環境にいる人々の手助けをしたいです。


次の支援の場所にあげられたのが同じサバ州サンビリンという村です。
こちらの近くには、私が八年前にお世話になったフェリックスさんの家族(この活動のきっかけをくれた家族)が
引越しをして、住んでいます。


こちらで新たな山水のパイプ供給プロジェクトと植林を目標にしています。 費用は60万円程度です。

サンビリン村は山の水タンクからの配水用のパイプが壊れて、村人たちは生活に必要な水を確保出来ていません。
また川は汚染されていて、とても生活には使えません。
安全な水の供給はコレラといった病気の蔓延を防ぐことにもつながります。




私は「今、自分に出来ること」から始めた活動に、これ程の支援が集まるとは当時思ってもみませんでした。

今でも自分自身に大きな力があるとは思っていません。

ただ、微力な一歩が集まるとこれだけ大きな力となること、想いの強さがあれば、
どこまでも進んでいけるということを、皆さんから教わりました。

そんな大きな力になるのなら、もっと支援場所を広げていきたいと思うようになりました。

今後も皆さまから寄せられる大きな力を信じて、「今、自分に出来ること」を続けて行きたいと思っています。

たくさんの人と手を繋ぐ中、お互いに笑顔が増えていく、そんな活動を目指しています。
どうぞたくさんの笑顔が増えていくように、皆様お力を貸して下さい。よろしくお願いします。


亜紗比。

 

 































ボンガワン郡パパール町サンビリン村・水供給プロジェクト


■プロジェクトの概要
 サンビリン村(マレーシアサバ州)は、462世帯の住人に日常生活に必要な安全な水を供給するためのプロジェクトを必要としている。 
 2010年2月からプロジェクトをスタートし、目標は2010年夏までに(予定期間変更)村の住民たちが日々の生活に必要な飲み水を得ることができるようになることである。
 資金は、山からの伏流水をパイプで集め、またその水を貯蔵するためのコンクリートの池をつくるために約600,000円が必要となる。。また周辺の山々の貯水機能と環境の保全のため植林活動も併せて実施する。

(なお、これら一連の事業はNGO「オイスカ」の現地研修センターの協力を得て確実に実行していきます。)

■必要性の説明

 配水用のパイプが古く壊れているため、住民たちは日々の生活に必要な水を確保することが難しい現状である。
 さらに、川がパームオイルのプランテーションの副産物によって汚染されており、また森林による貯水機能も462世帯分のきれいな水を確保するには十分ではない。

 生活に必要な安全な水の供給不足は、特に子供や年配者が下痢やコレラといった病気にかかりやすくなる原因となっている。


■プログラムの説明
 このプロジェクトによって、住人は日常生活に必要な量の安全な水を困難なく得ることが可能になる。またこのプロジェクトを通して村の診療所や小学校で必要な水の確保も可能となる。
 住民たちは山から水を集めることに苦労しなくてすみ、また川からの汚染された水を使うことを強要されることもなくなるため、水が起因となる病気の蔓延を防ぐことができるであろう。


■ねらい

 本プロジェクトのねらいは、サンビリン村の住民が、安全で生活に利用できる水を困難なく手に入れられるよう水供給プロジェクトを確立することである。


■主な目的

1.山から流れ出る安全な水を得るために配水用パイプを設置する
2.山からの水を住民が使えるように貯えるためのコンクリートのため池をつくる
3.水資源保全のための植林 


■プロジェクトの予定

1.関係者と協議
2.コンクリートのため池をつくるための穴掘り
3.パイプを設置する場所の整備 


■事前調査

 住民に必要な量の水が得られるかどうか水量を調査する。また、プロジェクトの成功のために供給先の世帯のうち20世帯をランダムに抽出しアンケートを行う。

■組織等
 サンビリン村落開発委員会(JKKK)。この組織は行政組織であり、農村の治安と開発を担っている。
 代表者は、アイニ・レオンガ・シュイで、責任者はオイスカ・マレーシアのスタッフであるマリトス・サンティンである。

■予算
 約60万円

■連絡先
 マレーシアサバ州 オイスカ・農村開発公社 青年研修センター
 サバ州 サンビリン村落開発委員会

■郵便振替 00860−4−11121  財団法人 オイスカ
 ※ 通信欄に「サンビリン村・水と木のプロジェクト」係
 
 とご記入ください。






 























 

 

 

 

 

home

 

inserted by FC2 system