ぼるねおワークキャンプ体験感想2009 |
ぱらんぱらんティウロン紀行2009 |
ぱらんぱらん……現地の言葉で「ゆっくりゆっくり」。プランプランとも聞き取れる。
※今回もくだけた調子でお届けします。
1日目 | 8時集合。10時セントレア空港発。香港で乗り換え。19時コタキナバル着。ホテル宿泊。
コタキナバル空港が綺麗に改装されていて驚く。外に出ると、空気がぬるい。日本の3月からいつでも真夏のマレーシア! なぜかやたらと豪華なホテルに泊まる。 |
2日目 | 9時半ごろ移動開始。休憩や昼食をはさんで15時オイスカ研修センター到着。施設見学、歓迎パーティ、センター宿泊。
オイスカ研修センター歓迎パーティー。研修生の出し物は前回と同じように伝統的ダンスと日本の歌。 対してツアー参加者側の出し物はTAKAさんの歌とYUJIの書道書下ろしのコラボレーションパフォーマンス。 おまけで練習一回の参加者全員の歌。 パーティー後、とても星が綺麗だったので畑まで行って星を見る。天の川までくっきり見えたけど、蚊がかゆい。 |
3日目 | 5:30起床。点呼、体操、ジョギング。9時ごろ出発。12時ティウロン村到着。歓迎式、各自ホームステイ先にて自由行動。
ティウロン村到着。田舎の実家に帰ってきたかのような懐かしさ。散歩に行くと、 日本人たち、パンツのまま子どもたちと池に入ってる。 せめてタオルくらいはと思っていったん家に戻ってからHORIと池に行くと、水浴び終わってる。 水浴びの終わったSOUちゃんを無理矢理誘い、三人でさびしく水浴び。そしてスコール的な雨。 夜も雨。これだけ雨が多くても乾期には水が足りなくなるそう。難しいことはわからない。 |
4日目 | 8時から植林。水浴び。14時半からも植林と植林地の草刈り。ホームステイ泊。
午前中、ゴムの木の植林。一本植えるだけで暑い。無理だ。 「Hey、ミスター苗木、今からお前に命を与える!!」 約一名、何か叫んでいる。高校生、つられて叫びだす。可哀相に……。 植林後、男女問わずほとんどみんな茶色の池で水浴びする。ためらいがない。今回の集団は少しおかしい。 |
5日目 | 午前中、植林と草刈り。水浴び、サッカー。夕方からお別れ&結婚パーティー。
サッカー。日本人チーム、ティウロン村チームから何人か味方に入ってもらうも惨敗。 言いたかないけど平均年齢高めだし。 アサヒさん結婚パーティー。杉浦家ビデオ撮影と自分用の写真撮影を同時に行う。 「結婚式のお父さんみたいだね」 感動してるヒマもねえ。 |
6日目 | 朝、ティウロン村とお別れ。14時ごろラナウの環境教育キャンプへ。夜、交流パーティー。コテージのようなところで宿泊
交流パーティー。 ティウロンに続き3回目になるTAKAさんの歌とYUJIの書道書下ろしのコラボレーションパフォーマンス。 アンコールがかかり「ダイジョウブダヨ〜」とラナウの高校生も一緒になって歌う。 |
7日目 | 近くの小学校で100本ほど記念植樹をして、4時間ほど移動してコタキナバルへ。ホテル泊 |
8日目 | 午前中、コタキナバルから20分ほどの離島で海水浴。19時ごろ香港へ。ゲストハウスに泊まる。
なぜか希望者数人でパラセーリングをやる。(日本円で2500円ほど) ※(ツアー費用は参加者の自費で、大切な募金を流用したりはしていません。) |
9日目 | 飲茶を食べ、少し自由行動をした後、セントレア空港へ。解散。 |
4日目の午後。2時から作業開始の予定で集まると、「暑いからやっぱり2時半から始めるって」 ある意味予定通り。 次の日の午後。3時半からサッカー開始のつもりでいると、「暑いからやっぱり4時から始めるって」 ある意味予定通り。 そんなゆっくりさが好き。 |
結婚式の司会。 「このたび、すぅぎうらあさひさんとすぎうら・・・タコヤキさんは・・・」(正解はタカユキさん) 「このたび、あさひさんと、タナカさんは・・・」(正解はタカさん)」 |
水浴びにて。 YOSSIY、小さい子ども達4人くらいにしがみつかれながら浮かんでいる。 小さい声で「たすけてー」と叫んでいるが誰も相手にしない。 「今までで一番つらい水泳だった」 |
子どもを池にたたき落としてばかりいたので木の上に逃げられ、 手の届かない場所から「OKAMA〜!」「OKAMA〜!」とバカにされている日本人の図 |
移動の途中、パームオイルの林が目に付く。 20年前、ここから日本に木材が輸出されました。その跡地にパームオイル農園が作られ、それも植物油として日本に輸出されています。 30年前は川の水も茶色ではなく綺麗だったそうです。難しいことはわかりません。 |
今回のメインだった環境教育キャンプ。しかし何を言っているのかわからない。おそらく温暖化について。 |
約一名「Wa〜wo!」と叫びながら固い土にクワをおろす。
そしてクワをおろすごとに高校生たちと「Wa〜wo!」の大合唱。 まるで餅つき。 約一名「Say,TURU ドエロ!」 高校生みんな「TURU ドエロ〜!」 ……うまく反撃できなかった。 |
みんなの感想文から(抜粋) |
都会の文明の中で暮らしている私には不自由な日々でしたが、
それにもまして素直な人々の中でとても心いやされる日々でした。
笑顔は本物だった。
何より、笑う事の大切さを教えられた。 このツアーの感想は、この先自分が何を表現して それによって自分がどう変わって、 |
感じたこと。ごはんが食べられて、住む家があって、人とつながっていたら、本当はそれだけで幸せだってこと。
……距離は遠いけど想いのつながりを薄めずに、濃くしていきたいなぁ。
言葉を話せずにいても楽しく会話ができて、思いやりがあって、
話でつながっているんじゃなくて心でつながっていることに気がつきました。
日本とマレーシア。
どっちが良いかなんて、僕には分からないけど、一体何が幸せなのか分からないけど、皆が笑顔だったらいいな。
(ティウロン村に)物が増えていくことに、少しさみしさを感じた。
人々の優しさは、8年前と何も変わっていなかったけど、便利になっていくことで、
この人たちの笑顔や優しさを失うことにならないかと不安にもなった。
私たちは何かをしたからつながっているわけでもなく、心でつながっている。
だからこそ、出来ることがある。
2度目のティウロン村。行けば行くほど村の人たちが好きになっていきました。
前回プレゼントした水タンクが大活躍しているようでなにより。
収穫まであと7年かかるゴムの木は、まだまだ小さい。
水はまだ十分じゃないのにケータイの広まる村で、何がプラスで何がマイナスかわからないけど、
モノだけじゃなくて心のつながりもある関係だから、きっとこれからも大丈夫だよ、と思いました。〜TURU〜